プロフィール

はじめまして、英語講師・英語コーチのハッチャーゆかりです。

 「英語を話すことに憧れはあるけど、
ペラペラになるなんて私には無理かも。」

「テキストを買ってフレーズを覚えてみたけど、
それ以外の会話になると話せない。」

「外国人と気軽に話せるようになりたい。」と、

英語学習にいま一歩踏み出せない方,

自分で勉強しているのになかなか上達しない!という方の

「英語を話したい!」

を叶えるサポートをしています。


私も今では


「英語できます!」


と自信を持って言えるようになりましたが、
そうなるまでの道のりはとても長いものでした。

英語ができる人、

というと多くの方は、

帰国子女だったり、
小さい頃から英会話を習っていたり、
大学で英語を専攻していたのでは

と思うかもしれません。

私はそのどれにも当てはまりません。

多くの日本人の方と同じように中学校1年生で初めて英語の学習を始めました。
(今は小学生から英語学習始まってますが。)

その中学時代は暗記が得意だったので成績はそこそこ、
英語の苦手意識もそこまでありませんでした。
ただ、発音記号を覚えることだけは苦手で、
発音の問題はいつも当てずっぽうだったのを覚えています。

高校は理系だったこともあり、
英語の授業自体が少なかったのですが、
文法が複雑になったことと、
やはり発音記号の苦手意識が強く、
成績も振るわなかったので、           

自分は   

 『英語が苦手で嫌いなんだ!』

と思い込み始めました。

思い込んだ、というのは、

苦手・嫌いと思い込むことで、

『できなくてもいいや』

と自分に言い聞かせていたのだと思います。

高校卒業後は看護系の短期大学に進み、
1年間だけ医療英語を学びましたが、
内容は…   ほとんど覚えていません!

振り返ってみると、学生時代を通して英語は苦手科目だっだのです。

でも心のどこかにはいつも

『英語がペラペラ話せるようになったらかっこいいな』

『話せるようになりたいな』

という憧れがありました。

社会人になり、看護師として働いていている中でも、
憧れが捨てられず、
その当時やっていた

‘英語でしゃべらナイト’

というNHKの英語教育番組は観るようにしていました。

思えばこれが英語学習再開のきっかけでした。

始めは何気なく観ていたのですが、
その番組にMCとして出演されていた釈由美子さんが、
番組が進むにつれてどんどん英語を上達させていっていたんですね。
釈由美子さんと同年代というのもあって、なぜか、

『彼女にできるのなら私にもできる!』

と思ったのです。


そして思い切って英会話スクールの無料体験レッスンを受けることにしました。

そこでは、ほぼ初めてネイティブスピーカーと会話したので、
緊張もあり、話している内容はおそらく半分、
言いたいことはほとんど伝えられませんでした!

でもとにかく英語って楽しい!

と思ったのを覚えています。その日のうちに入校を決意しました。

英会話スクールでは一番下のレベルからスタート。

その英会話スクールは、
時間が合えばいつでも受講できたので、
多い週は週に4日以上、
時には朝9時から夕方までレッスンを受けることもありました!

半年ほど経った頃には、
ネイティブ講師との会話には抵抗がなくなり、
レッスンで習ったフレーズは言えるようになってきました。

レッスンはとても楽しくて、

もっと話せるようになりたい!

そのためには自分でも復習しなきゃ!

と思うのですが、
仕事を理由にして実際にはほとんどできていなかったことを覚えています。

そしてその頃、
看護師として働いていくことに疲れてしまっていた、
というのもあり、

英語を上達させるなら語学留学が近道だ!

と考えて、語学留学を決意しました。



まさかこの年で語学留学をするとは思ってもみませんでしたが、
28歳でカナダへ3ヶ月間の短期留学をしました。

憧れの海外生活。
語学学校ではさまざまな国からの留学生とお友達になり、
楽しい時間を過ごしました。

反面、自分より若い日本人の留学生たちがペラペラと英語を話すのをみて、

「やっぱり私には無理かも!」
と思うこともありました。

そして、

3ヶ月の留学を終えた後も、自分が目指すペラペラにはやっぱり遠い状態でした。

しかし、

ペラペラになる夢は諦められず、

『3ヶ月の留学だったからだめだったんだ、
もっと長くいけばペラペラになれるかにしれない』

と思い、看護師として働きながら再び留学する道を模索しました。

そして、オーストラリアで看護師として働く人のブログに出会いました。

英語も学んで看護師として学んだことも生かせる!

と思い、このみちに進もうと決意しました。

そして29歳で再び海外留学へ旅立ちました。

オーストラリアにきて1年目は、
看護大学に編入するための英語力アップのために
大学附属の語学学校に通いました。
約9ヶ月かけて大学入学レベルになるまで英語を勉強しました。

語学学校とはいえ、
大学で講義を受けること、
ディスカッションできること
を目標としているので、
アカデミックな内容を英語の基礎知識も交えながら学んでいくと言うスタイルでした。

論文を書くためには、英文法の知識は必須でした。
高校の英文法で挫折した私でしたが、
その時は学んだことをすぐにアウトプットするという学習のサイクルがあったので、
学んだことが定着しやすく、
また英語で新しい知識を学ぶ、
ということが新鮮でとても楽しんで学べたことを覚えています。

大学に入ってからは本格的に

『英語を学ぶ』から

『英語で学ぶ』にシフトして、

さらに1年間本当にたくさんの英文を読み、聴き、話し、書きました。

オーストラリアの語学学校、
大学生活によって本当に私の英語力はアップしました。
やっと、過去に思い描いていた

『英語ペラペラ』

に近づくことができたと思えることができました。

そして帰国後に受けたTOEICでは860点とることができました。

本当はこのあとオーストラリアで看護師の予定だったのですが、
最終的な英語の試験 IELTSでオール7を一度に取るという壁が超えられず、
大学生活終了後に帰国することになってしまいました。

オーストラリアで看護師になる夢は果たせませんでしたが、
培った英語力のおかげで、帰国後すぐに地元で外国人のお友達ができ、
日本にいながらにしてほとんど毎週英語を使う機会に恵まれました。

国際交流のイベントへの参加なども積極的にするようになり
外国人だけではなく日本人も含めていろんな世代の方に
出会うことができ、英語学習前よりも
日々が充実してるのを感じました。

また、再び看護師として働いていたのですが、
病院の中でも、
留学経験があることから
外国人の患者の対応を頼まれたり、
英語を教えて欲しい
と頼まれることなども出てきました。
英語力がアップしたことで
新たな貢献ができることが本当に嬉しかったです。

周囲の人には英語ができる人、
と言う認識を持っていただけたことから、
その後、
専門学校の医療事務科の学生へ医療英会話を教えるお仕事
をいただいたり、
友人から、
知り合いの語学学校の講師を依頼されたりと
英語を教える機会に恵まれました。

始めから英語を教える
ということを目指して英語を習得してきた訳ではありませんでしたが、
縁あってその機会をいただき、実際に教える仕事をさせてもらって、
英語をより好きになって、

もっとたくさんの人の英語を話したい!

を応援したいと思うようになりました。

看護師としては、20年近く働いたので、
一度お休みしようと一昨年前に退職していたこともあり、
本格的に英語コーチとして活動していくことを決意しました。


私の英語学習の歴史を振り返ってみて思ったことは、
一番英語力を上げてくれたのはオーストラリア留学だったのですが、
何が良かったのか、分析してみると、この3つが挙げられました。

ひとつは、
文法の基礎を固めたこと、

もうひとつが
アウトプットとインプットをバランスよく行ったこと、

最後に
目標を決めて取り組んだこと  です。

文法が曖昧な頃は
言いたいことがあっても単語の羅列になって
文章で話すことができていませんでした。
文法の基礎を固めたことで文章で話すことができ、
より会話のキャッチボールがスムーズになったのを感じました。

インプットとアウトプットのバランスは、
学生時代はほとんどインプットになっていて、
英会話スクールではインプットのないアウトプットになっていたので、
知識も増えず、定着もしないという状態だったと思います。
そこをバランスよく行うことで知識が使えるものに定着したのだと思いました。

目標については、
初めは英語ペラペラになる!
という曖昧な目標だったので
なんとなく英語に触れていたのですが、
オーストラリアの大学で看護学を学び、看護師になる。
そのためにIELTSスコアを上げる
という具体的な目標を掲げたことで
やるべきことが明確になり、
学習を進められたということが
成長につながったと思います。

3つと言いましたがもう一つ一番大切なことがあります。

それは、

英語が好きだったことです。

好きだったからこそ、続けてこられたんだと思います。

英語習得は、
目指すレベルによっても違いますが、
簡単な道のりではありません。

でも諦めずに、目標に向かって学習を継続していくことによって、
絶対に上達できると自分の経験から断言できます。

これから、1人でも多くの、英語を話したい!を叶えられたらと思っています。

長くなりましたが、私のストーリーを最後までお読みいただきありがとうございました。

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